食事はよく噛むことで、病気予防やアンチエイジングになる?痩せるメリットも
食事の時は「よく噛んで食べた方がいい」と小さい頃から言われてきました。
ですが、よく噛んで食べなければいけない理由をご存じですか?
今回はよく噛んで食べることのメリットをご紹介します。
実はよく噛んで食べることでアンチエイジングやダイエットとしての効果が期待できるので、ぜひ最後までご覧ください。
よく噛んだ方が良い理由
よく噛んで食事を食べることで唾液が分泌されます。そうすると「パロチン」というホルモンが分泌されます。
パロチンは成長ホルモンの1種で、骨や歯の再石灰化を助ける働きや皮膚の新陳代謝を促し、アンチエイジング効果もあるのです。
またIgA(免疫グロブリンA)が含まれており、こちらには抗がん作用があり身体の細菌やウイルスから守る体内の抗体の1つで、唾液に多く存在しています。
唾液に含まれる酵素(アミラーゼ)は、食べ物に含まれるでんぷんを分解し胃の中での消化を助ける働きががあるのです。
このように唾液にはメリットがあることがわかりますね。
1口何回噛むのが理想?
パロチンなどの分泌を促すには一口30回を目安に噛むようにし、多く噛むことで唾液分泌を刺激します。
また左右均等に噛むよう意識することです。左右どちらか一方だけでは顔の歪みに繋がる可能性も…
よく噛むことで満腹中枢が刺激されるので、食べすぎ防止になり、糖尿病やメタボリックシンドロームなどの病気予防にもなります。
唾液をたくさん分泌させるには?
唾液は耳下腺・舌下腺・顎下腺の3ヵ所から分泌されています。そのうちの「耳下腺」から分泌される唾液のみ「パロチン」が含まれており、リラックスした状態の方が分泌されやすいのです。
耳下腺がある耳たぶの下の付け根の周囲をマッサージするのがおすすめです。そして、よく噛むことで口の周りの筋肉も鍛えられるのでたるみやほうれい線予防効果も期待できます。
そのほかのメリット
噛むことで脳への刺激になり脳の活性化にも効果的です!高齢者は噛むという動作で認知症の予防にもなります。
そして、最近の子どもは柔らかいものを食べる傾向があり、顎が小さく永久歯が並ぶ土台が作れず、歯並びが悪くなってしまうことが多いそうです。
子どもにもよく噛んで食べるよう教えてあげると、肥満予防もですが、歯並びにもいい影響がありそうですね。歯医者さんではよく硬いものを食べさせなさいといいます。
ガン予防
よく噛むことで唾液も分泌されるので、消化も助ける働きや虫歯予防にも。
あまり噛まずに食べると胃の負担も増え、胃潰瘍や胃がんのリスクも高まるそうなのです。
そのほか唾液には虫歯予防の効果やペルオキシターゼという酵素は、食品に含まれる発ガン性物質を体外に排出してくれる働きもありよく噛んで食べることでガンのリスクの軽減にもつながります。
よく噛んで食べるための工夫
食材を大きめに切る
1口大など食材を大きく切ることで飲み込めるようになるまで噛むようになるので、噛む回数が自然と増えますよ
切り方…乱切りや角切り
食物繊維の多い食材を取り入れる
- ごぼうなどの根菜類
- きのこ
- こんにゃく
- 海藻類
- ナッツ類
- 小松菜などの葉物
などの葉物は繊維が多く嚙まないと飲み込みにくい食材です。
一口の量を少なくする
一口で噛む回数は量によって変わることがないという調査結果もあります。
そのため量を少なくすることで、噛む回数を増やすことに繋がります。
食事の時間に余裕をもつ
忙しい毎日で時間に追われがちで早食いになりがちです。
食事の時間をゆっくりとることで、噛む回数を増やすことにもつながります。
薄味にする
薄味にすると食材本来の味を味わおうとするので、よく噛むようになります。薄味は調味料が少ないので内臓への負担も軽減されるメリットがあります。
家で食卓を囲む
ファーストフードやレストランなどの外食は1回の食事量が多くなり、食べすぎにつながる可能性もありますし。栄養価も低い傾向にありゆっくりと食べれないことも…。
家族と一緒に家で食べることでゆっくり食事ができるので、なるべくは家で食べることがおすすめです。
まとめ
唾液にはいろいろと体を守ってくれる物質が入っていることがわかりましたね。
よく噛んで食べることを意識しましょう!数えて食事をすることで、脳の活性化にもなりますしアンチエイジング効果やダイエットにも繋がりますよ。
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