座るより立つだけで、体はちゃんと働いている
――“動いていない時間”の使い方で、毎日の消費エネルギーは変わる
「運動しなきゃなあ…」
そう思いながらも、仕事や家事、移動で一日が終わってしまう。
気づけば今日も“ちゃんと運動した”と言えるほどのことはできなかった。
そんな日、誰にでもあります。
でも実は、体を動かすチャンスは、ジムやランニングの時間だけに限られていません。
もっと手前、もっと日常のど真ん中に、体を使う選択肢はたくさん転がっています。
その代表例が、
「座る」か「立つ」か。
一見すると、どちらも大差ないように感じます。
けれど、体の中ではこの小さな違いが、積み重なるほど確かな差になっていきます。
詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください!
座っている時、体は“省エネモード”になっている
私たちは椅子に座ると、体重を椅子や机に預けます。
無意識のうちに、体を支える仕事の多くを“環境”に任せている状態です。
このとき体の中では、
お腹や背中の筋肉は休憩モード
お尻や太ももの筋肉も使われにくくなる
姿勢を保つための筋肉の働きは最小限
呼吸は浅くなりやすい
下半身のめぐりも滞りやすい
という、“できるだけ体を使わずに過ごす状態”になりがちです。
現代の生活では、
仕事、勉強、移動、スマホ、テレビ…
気づけば長時間座っていることが当たり前になっています。
問題は「座ること」そのものではなく、
座り続ける時間が長くなりすぎること。
体は、使われない状態が続くほど、その状態に慣れていきます。
立つだけで、体は意外とフル稼働している
一方で、ただ立っているだけでも、体は思っている以上に働いています。
足の裏でバランスを感じ取り
ふくらはぎや太ももで体重を支え
お尻やお腹、背中で姿勢を安定させ
首や肩で頭の重さを支える
じっと立っているつもりでも、体は常に倒れないように微調整を繰り返しています。
人の体は完全に静止することができず、
目には見えないレベルで細かく揺れながらバランスを取り続けています。
この“見えない活動”が、
座っている時との差となって現れます。
「立ってるだけで疲れる…」
そう感じるのは、
それだけ体がしっかり働いている証拠でもあります。
姿勢の違いが、体の使われ方を変えている
座る姿勢と立つ姿勢では、体の使い方そのものが変わります。
座っていると、
骨盤が後ろに倒れやすく
背中が丸まりやすく
首が前に出やすく
お腹の力が抜けやすい
という“ラクな姿勢”になりやすくなります。
一方、立っているときは、
骨盤を立てて体を支え
背骨を積み重ねるように姿勢を保ち
頭の重さを全身で支え
無意識にお腹やお尻に力が入る
というように、体全体でバランスを取る状態になります。
この違いが、
日常の消費エネルギーや、体のだるさ・疲れ方の違いにつながっていきます。
めぐり・だるさ・冷えにも関係している

座りっぱなしが続くと、
夕方になると足が重だるい
むくみやすい
体が冷えやすい
と感じることはありませんか。
これは、下半身の筋肉が動かず、
血液や体液の流れを助ける“ポンプ役”が働きにくくなることも一因です。
立っているだけでも、
体はわずかに揺れ、筋肉が細かく働き続けます。
この“ちょっとした活動”が、めぐりを助ける方向に働きます。
激しく動かなくても、
体は「止まっていない」だけで反応を変えてくれるんですね。
座りすぎは、集中力にも影響する
同じ姿勢が長く続くと、
体が固まりやすくなる
血流が滞りやすくなる
ぼーっとしやすくなる
といった変化が起きやすくなります。
一度立つ、姿勢を変える、少し体を動かす。
それだけで、
気分が切り替わる
眠気が抜けやすくなる
頭がスッとする
と感じることもあります。
煮詰まったときに席を立つと、
なぜかアイデアが浮かぶ。
そんな経験があるのも、体の状態が変わることで、脳の働き方にも変化が生まれているからです。
「立つ」を日常に仕込む、現実的なコツ

いきなり生活を大きく変える必要はありません。
“立つ時間”を、日常に少し混ぜるだけで十分です。
スマホを見るときは立つ
電話中は立つ
家の中の用事は座らずに済ませる
テレビのCM中だけ立つ
デスクワークの合間に立ち上がる
どれも特別な準備はいらず、
「今の姿勢をちょっと変える」だけでできます。
“立つだけ”から“ついでに動く”へ
立つことに慣れてきたら、
その場でかかとを上げ下げしたり、体重を左右に移したり、
ほんの少し動きを足してみるのもひとつです。
歯を磨きながら
電子レンジを待ちながら
コピーを待ちながら
こうした“待ち時間”は、
体を止めたまま過ごしがちですが、
少し動くだけで体の使われ方は変わります。
年齢を重ねるほど、日常の「立つ・動く」が効いてくる
年齢を重ねるにつれて、
同じ姿勢がつらくなる
立ち上がるのが億劫になる
動き出しが重く感じる
こうした変化を感じやすくなります。
体は、使われる機能ほど残り、
使われない機能ほど手放していきます。
日常の中で、
立つ
歩く
体を支える
こうした動作がある人ほど、
「動ける感覚」を保ちやすくなります。
「何もしない時間」をどう過ごすかで差がつく
テレビを見る
スマホを見る
考え事をする
待ち時間を過ごす
こうした“何もしない時間”は、一日の中で意外と多くを占めています。
この時間を、
すべて座って過ごすか、
一部を立って過ごすか。
その積み重ねが、
日常の消費エネルギーや体の調子の差になって現れていきます。
「今日は何もしていない…」を減らす考え方
一日を振り返って、
「今日、何もしてないな…」
と感じる日もあるかもしれません。
でも、
座りっぱなしを少し減らせた
立つ時間を増やせた
体を止める時間を短くできた
それだけでも、体はちゃんと使われています。
“頑張った日”だけでなく、
“少しでも体を使えた日”も、
ちゃんと良い一日です。
まとめ:座るか、立つか。その選択は今日も何度も訪れる
私たちは毎日、
座るか、立つか、動くか。
そんな小さな選択を何度も繰り返しています。
その一つひとつは小さな差でも、
積み重なれば体の使われ方は確実に変わります。
特別なことをしなくてもいい。
まずは、立つ。
それだけで、体はちゃんと働き始めています。
運動習慣をつけるならスマートウェイ
これまで「立つ」ことでどれだけ体が変わるのかをお話しましたが、「運動習慣をちゃんとつけたい!」そんな方は、ぜひスマートウェイへ。
走る・高負荷のアイテムを使う、などただやみくもに運動するのではなく、自分の身体の状態を把握したうえで弱い筋肉を鍛え、使いすぎている筋肉を緩める。
身体の使い方次第で「痛み」「冷え」「肩こり」から解放されますので、ぜひ一緒にトレーニングしていきましょう!
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スマートウェイ運営事務局で広報を担当している佐藤です。
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