新年から始める“医療×フィットネス”で、健康的な一年を――疾病予防の重要性とメディカルフィットネス活用のすすめ
お正月は、多くの方にとって家族や友人とゆっくり過ごす特別な時間です。おせち料理やお雑煮、お酒など、華やかなお祝いムードに浸りながら、ついつい食べ過ぎ飲み過ぎを経験する方も少なくありません。また、年末年始の休暇を利用して帰省や旅行など、日常とは異なる生活リズムになりやすいのもこの季節の特徴です。しかし、楽しいイベントが一段落し、仕事や学校が再開される時期だからこそ、一年を健康的に過ごすための“体づくり”や“疾病予防”について改めて考えてみる意義があります。ここでは、お正月明けからの健康管理のポイントと、札幌で私たちが運営しているメディカルフィットネスの活用方法をご紹介しながら、「医療×フィットネス」という新しい健康づくりの選択肢を提案したいと思います。
お正月明けに体調を崩しやすい理由
お正月の時期は、日々の生活リズムが大きく変化しやすい時期です。夜更かしや暴飲暴食が増えることで、体に疲れや余分な負荷がかかり、免疫力が低下しやすくなると言われています。さらに、寒さの厳しい札幌では、外出を控えがちになることで運動不足に陥りやすい傾向があります。こうした生活の乱れや活動量の減少は、体重増加や血圧上昇の原因となるばかりでなく、風邪やインフルエンザ、さらには生活習慣病などのリスクを高める要因ともなり得ます。
また、お正月には糖質や塩分の多い料理が増えるため、血糖値や血圧が普段より不安定になりやすい点も見逃せません。特に持病がある方や、中高年で生活習慣病が気になる方は、年末年始に無理をしてしまうと新年早々の体調不良につながる可能性があります。こうした“お正月疲れ”を防ぐためにも、年が明けたこのタイミングでリセットを図り、健康的な生活をスタートさせることが大切です。
疾病予防という考え方の重要性
従来の医療は、病気を発症してから治療を行う“治療中心型”が主流でした。しかし、医療の進歩や社会の高齢化に伴い、近年では病気になる前にリスクを察知し、早めに対策を打つ“予防医療”が注目を集めています。医療費の負担増が問題となっている今、病気を未然に防ぐことの意義はますます大きくなっています。
特に、高血圧や糖尿病などの生活習慣病は、日頃の食事・運動・睡眠などの生活習慣が大きく影響します。これらの病気は初期段階では自覚症状がほとんどなく、気づいたときには重症化している場合も珍しくありません。定期的に血圧を測ったり、血液検査を受けたりすることで早期発見は可能ですが、それだけでなく、継続的に適度な運動やバランスの取れた食生活を意識することが非常に重要です。つまり、日常的に“健康を維持する”ための環境を整えることこそ、疾病予防の第一歩となるのです。
メディカルフィットネスとは?
そこで近年注目されているのが、“医療”と“フィットネス”を組み合わせた「メディカルフィットネス」というアプローチです。一般的なスポーツジムやフィットネスクラブが運動やトレーニング指導をメインとするのに対し、メディカルフィットネスでは医療機関との連携や、医療知識を有するスタッフによるサポートが行われるのが特徴です。
具体的には、理学療法士、健康運動指導士などが個々の体調や既往歴、運動機能をチェックし、最適なプログラムを作成します。高齢者や持病のある方でも安心して運動を始められるよう、医療面でのサポート体制が整っていることが大きな強みです。また、リハビリテーションを目的としたプログラムや、生活習慣病対策を主眼に置いたメニューなど、個々の健康状態に合わせて専門性の高いプログラムを提供できる点も魅力です。
医療知識をもつトレーナーがサポートする安心感
当施設では、医療系の資格や知識をもつトレーナーが常駐し、運動初心者から病院の術後の方まで、幅広くサポートしています。特に生活習慣病の予防や改善を目指す場合、ただ筋力をつけるだけでなく、血圧や血糖値、コレステロール値などの経過観察が欠かせません。私たちのメディカルフィットネスでは、トレーナーが利用者様の現在の健康状態を丁寧にヒアリングし、必要に応じて医療機関との連携を図ります。
また、腰痛や膝痛など整形外科的な問題を抱えている方に対しては、適切なリハビリテーションエクササイズをご提案しながら、痛みや負担を軽減する筋力・柔軟性アップをサポートします。専門家が側にいることで「運動中に痛めてしまわないか」という不安を軽減し、無理のない範囲で正しいフォームとペースで運動を続けられるため、“続けること”が苦手な方でも安心です。
医療費控除の活用で経済的にもメリットを
さらに、メディカルフィットネスの大きな利点として、“医療費控除”の対象になる場合がある点が挙げられます。通常、スポーツジムやフィットネスクラブの会費は医療費控除の対象になりませんが、医療機関や有資格者の指示のもとで行われる運動療法は、条件によっては医療費控除を申請できる可能性があります。
例えば、医師が「特定の病気や症状の改善を目的とした運動が必要」と判断し、処方箋や診断書などによって指示を出している場合、運動プログラムの費用を医療費として計上できるケースがあります。これは、自己負担分の費用を確定申告することで所得税や住民税が軽減されるため、経済的な負担を抑えながら継続的な運動習慣を維持することが可能になります。
お正月太り・生活習慣病の予防に適したプログラム例
当施設では、お正月明けからでもスタートしやすいさまざまな運動を用意しています。例えば、血糖値や血圧が気になる方向けには、有酸素運動と筋力トレーニングをバランスよく組み合わせたプログラムをおすすめしています。ウォーキングマシンやエアロバイクなどを使った有酸素運動は脂肪燃焼を促し、インスリン抵抗性の改善にも役立ちます。また、下半身中心の筋力トレーニングを行うことで基礎代謝が上がり、血糖コントロールやダイエット効果が期待できます。
さらに、血流やリンパの循環を促すストレッチやリラクゼーションメニューも取り入れており、トータルで体を整えることを目指しています。こうしたプログラムは個人の健康状態や目標に応じてオーダーメイドで作成されるため、運動初心者から体力に自信のある方まで、どなたでも無理なく始めることができるのが特徴です。
医療機関との連携で総合的なサポート
メディカルフィットネスの強みは、運動指導だけでなく医療機関との“情報共有”が密接に行われる点にもあります。利用者様が定期検診や診察を受けている病院・クリニックと連携をとり、血液検査の結果や診断内容を共有することで、より科学的根拠に基づいたプログラム設計が可能になります。
たとえば、高血圧や糖尿病の方に対しては、医師の処方薬との兼ね合いを考慮し、運動タイミングや強度を調整するなど、きめ細かな配慮を行います。また、運動中に万が一のトラブルが発生した場合にも、専門スタッフが速やかに対応できる体制を整えております。こうした“安心感”があるからこそ、継続的に通い、より大きな成果を得られる利用者様が増えているのです。
札幌の冬だからこそ、屋内運動習慣がカギ
札幌の冬は雪や寒さが厳しく、屋外でのウォーキングやジョギングが難しい日も多くなります。路面が凍結して転倒のリスクが高まるため、冬場は外出そのものを控えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、季節に関わらず定期的な運動を続けることが疾病予防・健康増進には欠かせない要素です。
当メディカルフィットネスでは、屋内で安全に運動を行える環境を整えているため、雪や寒さを気にすることなく快適にトレーニングができます。各種マシンやトレーニングを活用し、身体を動かす習慣を維持することで、冬場の運動不足や体重増加を防止できます。医療知識をもつトレーナーが定期的にカウンセリングを行い、必要があれば運動量やメニューを調整するなど、柔軟にサポートいたします。
まとめ:新年のスタートこそ、将来の健康投資に
お正月明けは体調を崩しやすい時期だからこそ、疾病予防を意識した運動習慣を身につける絶好の機会です。メディカルフィットネスは、医療知識を備えたトレーナーによる安全・効果的な指導と、医療機関との連携による総合的なサポートが受けられる、新しい“健康づくり”のスタイルです。さらに医師の判断のもとでの運動療法であれば、医療費控除の対象となり経済的メリットが得られる場合もあります。
今後さらに社会全体が高齢化していく中で、病気の発症を防ぎ、健康寿命を延ばすことは、個人にとっても社会にとっても大きな意義があります。お正月で乱れがちな生活を整えたい方や、既に生活習慣病のリスクが高いと指摘されている方、あるいはこれから健康的に体力アップを図りたい方にとって、メディカルフィットネスは強力な味方になるはずです。
私たちは札幌の地で、“医療×フィットネス”による新たな健康増進の形を提案しています。「今年こそは健康に気を遣いたい」「自分に合った運動を安全に始めたい」「将来の医療費を抑えたい」――そんな皆様の気持ちを全面的にサポートします。ぜひお正月明けの今、未来の健康への一歩を踏み出してみませんか。皆様のご来館を心よりお待ちしております。
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