【メディカルフィットネスとは?】医療的視点を取り入れた新しい運動スタイル

運動したほうがいい…と分かっていても、どう始めたらいいか分からないあなたへ
「医師に“運動しなさい”と言われたけれど、どこでどうすればいいのかわからない」
「ジムは続かないし、膝や腰に不安がある」
そんなお悩みを持つ方にこそ知っていただきたいのが、**医師の指示に基づいて通える『メディカルフィットネス北6条』**です。
実は、当施設で行う医療的な運動プログラムは、医療費控除の対象になることがあります。
この記事では、制度の概要や対象条件、そして当施設での取り組みをご紹介します。
メディカルフィットネスの医療費控除とは?条件・手続き・メリット(医療費控除簡易計算ツールあり)|メディカルフィットネス|個別指導フィットネス スマートウェイ
「医療費控除」の制度を活用すれば、医師の指示のもとで利用するメディカルフィットネス費用が控除対象に。具体的な条件・手続き方法を詳しく解説し、簡易計算ツールで還付額の目安もご紹介します。
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1.メディカルフィットネスが注目される理由
1-1.生活習慣病予防や健康寿命の延伸
近年の日本社会では、高齢化や生活習慣病の増加が深刻な問題となっています。糖尿病、高血圧、脂質異常症などに代表される生活習慣病は、日々の食事や運動不足、ストレスなどが原因となり発症リスクが高まります。これらを予防・改善するためには、適切な運動習慣を身につけることが重要です。
しかし、運動を始めようとしても「どうやって運動すればいいのかわからない」「持病や痛みがあるので不安」といった理由で尻込みしてしまう方も多いでしょう。そこで医療的視点を取り入れたメディカルフィットネスが注目を集めているのです。
1-2.専門家によるサポートが受けられる安心感
メディカルフィットネスでは、医師や理学療法士、健康運動指導士などの専門家がチームを組み、利用者一人ひとりの身体機能や健康状態を把握しながら運動プログラムを作成します。痛みの有無、既往症、年齢、体力レベルなどを総合的に検討するため、無理のない運動ができ、けがのリスクも軽減されます。
また、定期的なカウンセリングや身体測定により、運動の効果測定と必要に応じたプログラムの修正が行われるため、初心者から高齢者まで安心して続けやすい環境が整っているのがメリットです。
2.メディカルフィットネスと通常のフィットネスとの違い
「メディカルフィットネス」とは、医療と連携し、医師の運動処方に基づいた運動療法を行う施設です。
理学療法士などの専門職が個別プログラムを組み、利用者の体調や疾患、生活背景に応じた安全な運動を提供します。
一方で、通常のスポーツジムでは医師の処方や医学的な管理はなく、医療費控除の対象にはなりません。
つまり、「自己流」ではなく「医療的に必要と認められた運動」であることが、制度の適用条件なのです。
3.メディカルフィットネスがおすすめな人
健康診断の数値改善を目指す人
血糖値やコレステロールなど、生活習慣病リスクの高い方は、医療スタッフのサポートのもと計画的な運動を行うことで、より効果的に数値を改善できます。運動初心者や高齢者、痛みを抱える人
体力に自信がない、腰痛や膝痛などで運動が不安、といった人でも無理なく始められるよう調整してくれるのがメディカルフィットネスの強みです。専門家によるリハビリを受けたい人
病院でのリハビリだけでは物足りない、より継続的に身体機能を高めたい場合にも、医療的視点を持った運動指導が適しています。モチベーションを保ちながら運動を継続したい人
プロのサポートや定期的なカウンセリング・測定を受けることで、効果を実感しやすく、途中で挫折する可能性を下げられます。
4.メディカルフィットネスの具体的なプログラム例
5-1.最新機器(FitbitやINbody、Power Plateなど)を活用した客観的なデータを用いたトレーニング
短時間でも筋力アップが期待できる「振動マシン」は、従来のトレーニングより関節への負担が少ない方法として注目されています。微細な振動により筋肉が刺激されることで、効率よく筋力や柔軟性を向上させることができます。高齢者やリハビリ目的の方にも比較的安全に実施しやすい点が特徴です。
5-2.パーソナルトレーニングやコンディショニング
柔軟性の向上や痛みの原因となる部位のケアを重点的に行いたい場合、専門家の手技やパーソナルトレーニングが効果的です。理学療法士やトレーナーが患者の身体を直接触診しながら行うことで、個々の状態に適したコンディショニングが可能になります。
5-3.グループレッスン(体操・ヨガ・ピラティス)
医療機関との連携を活かして、グループレッスンを用意しているメディカルフィットネス施設もあります。たとえば関節に負担をかけにくいヨガやピラティスは、高齢者や運動初心者にも人気のプログラムです。プロの指導者からフォームを正確にチェックしてもらえるため、ケガのリスクが減り、効果を実感しやすくなります。
5.メディカルフィットネスを選ぶ際のポイント
5-1.医師や理学療法士の在籍・連携体制
「指定運動療法施設」など公的な認定を受けている施設や、医師や理学療法士が常駐している施設は安全性が高く、信頼できる指導が期待できます。施設見学や体験レッスンの際に、専門スタッフの資格や経験を確認してみましょう。
5-2.設備・プログラムの充実度
振動マシンやリハビリ機器、カウンセリングルームなど、運動だけでなくトータルでサポートできる設備が整っているかも重要です。また、自分の体力や目的に合わせた多様なプログラムがあると、長期的に飽きずに通えます。
5-3.アクセスや通いやすさ
医療機関との連携や質の高い指導が受けられるとしても、継続できなければ効果は得にくいでしょう。自宅や職場からのアクセスの良さ、通いやすい営業時間など、自分のライフスタイルに合った通いやすさも大切な要素です。
5-4.スタッフとの相性や雰囲気
長く通うためには、スタッフやインストラクターとの信頼関係が欠かせません。体験レッスンや見学の際には、施設の雰囲気やスタッフのコミュニケーションの取り方、利用者の年齢層などをチェックしてみると良いでしょう。
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メディカルフィットネスの「コラム一覧」ページです。お問い合わせいただいた内容を確認のうえ、担当者より後日折り返しご連絡差し上げます。
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6.メディカルフィットネスに関するよくある質問
Q. 医師の処方箋はどこで出してもらえますか?
→ 弊社提携医療機関またはかかりつけの医師にご相談頂きますが、規定の書類についてこちらからご案内致しますので、まずはご相談ください。
Q. 通常のスポーツジムとは何が違いますか?
→ 医師の指示・専門職の管理・安全性の高さが異なります。
Q. 医療費控除の説明はしてもらえますか?
→ はい。初回カウンセリングで丁寧にご説明いたします。
7.まとめ:専門家の力を借りて、無理なく効果的な運動を
メディカルフィットネスは、単なる運動不足解消やダイエットのみならず、生活習慣病の予防・改善やリハビリテーションなど医療的なサポートが必要な方にも最適な選択肢です。痛みがある方、健康診断の数値が気になる方、運動に苦手意識がある方でも、専門家の助けを借りながら無理のない運動が続けられます。
もし通常のジムに通って挫折した経験がある場合や、持病や不安を抱えながら独自にトレーニングすることに不安を感じる場合は、ぜひメディカルフィットネスを検討してみてください。医師や理学療法士のアドバイスを受けながらのトレーニングは、より効率的で、なにより安全面でのメリットが大きいです。
現代では、予防医療の重要性がますます認知されており、「運動をして体を鍛えること」が病気の予防や健康寿命を延ばすうえで欠かせない要素となっています。メディカルフィットネスは、その中でも医療的視点を最大限に取り入れた、新しい運動のかたちと言えるでしょう。長く健康でいるために、専門家と二人三脚で自分に合った運動習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。
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